2022年10月7日金曜日

うちごう子ども食堂に行ってきました


内郷で外国にルーツを持つお子さんのためのフリースクールを運営しているダナンジさんが
こども食堂も開設したとのことで、早速行ってきました。
お腹を満たすことが優先で
栄養のバランスが取れた食事がとれていないお子さんがいるのではないか
栄養のバランスが取れた食事を子どもたちにとってもらいたい。
そう思って子ども食堂を開設することにしたそうです。


前日に個数と時間を連絡してあったので、紙袋に入れて用意されていました。
今はコロナのことがあるので子ども食堂のメニューはテイクアウトして自宅で食べてもらう
当面はこのスタイルで運営するそうです。


これから取りに来る方のお弁当です。子ども食堂用に30個程度用意したとのこと。
(希望する方はなるべく前日までに電話やメールなどで申し込みをしてください)


ランチボックスの蓋には番号が振ってあり、後日返却するようになっています。
こども食堂では利用する人の名前と弁当の個数、取りに来る時間のほかに
ランチボックスの番号や返却日も管理しています。

使い捨ての容器ではなくこのようなランチボックスにしたのは
こども食堂を利用する人との繋がりをつくりたいからだそうです。


コロッケにサラダ、ゆで卵にデザートの梨が入っています。
(こちらの折詰のパックはいただきものだそうです)

サラダにはナスやゴーヤも入っていて
私がサラダをつくるときはナスやゴーヤは入れないのでどんな味かな?と思いましたが
違和感もなくむしろ美味しくて驚きました。

一度に大量の食事を調理したり用意するのは大変じゃないかと思って聞いたところ
市内の子ども食堂で料理を担当している方がお手伝いしてくださっているそうです。
バランスの取れた栄養が摂取できるというだけでなく
日ごろの食卓に上らないようなものも食べることができて食の機会や種類が増えるというのかな
そういった面でもすごくいいなと思いました。


お弁当を取りに来たらすぐに持ち帰れるように紙袋が用意されていました。


こども食堂は高校生までのお子さんは無料。大人は投げ銭をお願いします。


ランチボックスの上段はカレーが入っていました。
カボチャに冬瓜、マッシュルームにパプリカ、アサリにイカにエビまで!!
異国の香りがするスパイスが入っていて、でも辛くはありません。とにかく具沢山でした。


ご飯も、見た目はそんなに入っているように見えなかったのですが食べたらお腹いっぱいでした。

現在はテイクアウトスタイルの子ども食堂ですが
やがては地域の人たちにも子ども食堂を利用してもらい
「地域で子どもを育てたい」というダナンジさんの思いがあります。
子どもたちにはシニアの人たちに昔遊びを教えてもらったりしてふれあい
その後みんなで食事を食べて帰る。
地域に知っている顔が増えたらそれが犯罪への抑止力にもなるのではないか、とのことでした。

自身も苦労しつつ、それでも後に来る人のために、困っている人のためにと尽力するダナンジさん。

やりたいと思ったら迷っていないで一歩踏み出すのよ、と。素敵なみんなのお母さんです。


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