昨年7月、「こびとの森 大人の体験会」に行ってきました。
通常こびとの森に入ることができるのは小学生だけなので、とっても貴重な体験ができました。
さぁ、こびとの森へ。
まず見えたのはテント。
それからこびとさんが座っていそうな丸太の椅子。
テントの中に入って案内人からお話を聞きます。これは子ども達が着用するヘルメット。
案内人からこびとひとり一人のお話を聞きます。
それからこびとの森で活動するときの約束です。(これ大事)
森での活動が終わったらまたここに戻ってきて、お楽しみがあります。
それではこびとの森の探検スタート。
6人のこびとは2人でひとつずつ家を持っていて、この森には3つのこびとの家があるそうです。
入り口にはこびとさんの名前が書いてあるので、誰の家か分かりますよ。
でも残念ながら鍵が閉まっています。
大丈夫、毎回必ず家の鍵がひとつだけ森のどこかに隠されているので
それを見つけてこびとさんの家を見せてもらうことができるのです。
残りのこびとさんの家を探しに、山の斜面を上って行きましょう。
木の根なのかな?土の上だけじゃなく土の中にもこういった木の根がはりめぐらされていて
土砂崩れから山を守ってくれているのだそうです。
左と右で生えている木の種類が全然違う。ちょうどここが境界線。おもしろいなぁ。
ふたつめのお家発見。
洗濯ものが干してあったり、ながーい棒が立てかけてあったり
扉を開けたらこびとさんが出てきそうな雰囲気です。
再びまた山の斜面を上って行きます。
お、最後の家も発見。
さっきの二つの家とは趣向が違った土に埋もれた家。意外にお子さんたちに人気だそうです。
このくぼみはイノシシが掘った穴かな?
こっちには洋ナシ?!山にあるはずのないものを見つけながら山を上って行きました。
こういうの、子ども達すぐにみつけるだろうなぁ。
こんなちょっとしたゲームも活動に含まれています。
腐葉土でふかふかの足元。
こういったところに雨水がしみ込み、濾過されて流れていきます。
この辺りにはホタルがいたりわさびが自生していますが、それだけ水がキレイだということ。
他にきのこは死んだ木にしか生えないんだよ、という話や
たまたまそばにいたザトウムシを見て、この虫は目がない肉食の虫で
千と千尋にでてきた“かまじい”のモデルにもなった
死骸を食べて分解する森のお掃除屋さんだということも教えてもらいました。
けっこう上まで上がってきた割りには全然息が上がっていないことに気づきました。
しばし山の上で目を閉じてみます。耳を澄ませます。
風の音、川の音、鳥の声、蚊の飛ぶ音……。
田人の中でもこの貝泊はホントに奥で、市街地から遠いです。
どうしてこんな奥にしたのか、もっと近いところでもよかったのでは
と言われることもあったそうですが
この貝泊でないといけなかった、と案内人は話します。
自然の音しか聞こえない、この静けさが欲しかったのだそうです。
樹木が発しているフィトンチッドは抗がん作用もあるといいます。
市内からだと場所によっては1時間くらいかかりますが
逆に言えば1時間くらいで非日常を離れて森林浴ができる、ということです。
ついつい私たちは過去や未来のことを考えてしまいますが
「今、ここ」に集中する機会はあまりないのではないでしょうか?
山の上でのマインドフルネス。
こびとの森は小学生対象のアクティビティですが
大人向けにはフォレストセラピーというメニューで体験することができます。
それでは山を下って行きましょう。今度は小人さんの家の鍵を探します。
この森のどこかに鍵が入っている宝箱が隠されているそうです。
あれはもしや?
中を開けると、こびとさんのお家の鍵が入っていました。
一軒一軒、鍵穴に鍵を入れてみます。
2番目に見つけたこびとさんのお家の鍵穴に入れたところ、鍵が開きました!!
中に入らせてもらいましたが、木のいい香りのするお家でした。
そしてファンタジーに満ちていてホントにかわいらしかった~。
でもお家の中は実際に見てのお楽しみ♪
それぞれのこびとさんの性格に沿ったお家になっているそうです。
ちなみにこの家の住人であるDropちゃんは雨を降らせる役割をもったこびとさんです。
水晶の玉がお家にあり、どうやって雨を降らせるのかな?なんて
子どもたちは想像を張り巡らせるのだそうです。
家の鍵はひとつだけなので
何回かこの森に通うことによって全部のこびとさんの家を見ることができるそうです。
そういった楽しみがあるのもいいですよね。
一番最初に説明を聞いたテントのところまで戻ってくると今度は薪割りに挑戦です。
これらの木材はサウナで使用されるそうです。
薪割りをするのに使うのはこの道具。
鋭い刃の上に角材を乗せます。
意外に簡単に角材が二つに割れました。
今度はのこぎりの出番です。木材に書いてある線の通りにのこぎりで切っていきます。
以前、のこぎりで木材を切らせてもらったことがあって、その時は難しかった思い出がありますが
今回は割とすんなり切ることができてホッとしました。
オオオバボタルが飛んできました。(ピンボケしちゃいましたが)
この蛍はあまり光らないのだそうです。
こびとの森ではスタンプカードの代わりにどんぐりをもらいます。
このどんぐりが6個たまったら、お子さんが親御さんをこびとの森に招待し
お子さんが森の案内人のように親御さんに説明するのだそうです。
全てのプログラムは終了。名残惜しいですが、こびとの森とお別れです。
こびとの森のこの丸い入り口。子どもたちの顔をよく見てください。
入り口を入って行った時のお子さんと出てきた後のお子さんの顔。
どの子もみんな違った顔になっているそうですよ。
こびとの森での活動は間伐材や森林の役割を学んだり
ネイチャーゲームの要素もあったり、こびとさんのファンタジーもあって
いろんな要素がつまったアクティビティでした。
大体いつも1グループに一人くらいは「こびとがいたよ」という子がいるそうです。
こびとの森では子どもたちは大人と離れて活動しますが、そういう時間もいいですね。
「走らないで」と言っても走る子がいたり、こびとの家も宝箱も子どもたちはすぐに見つけたり。
その間、大人はちいさな森のカフェでゆっくりとした時間を楽しんで。
参加するお子さんは虫よけ対策として長袖、長ズボン、帽子、履きなれた靴を着用してください。
それから虫よけスプレーも。黒い色はさけてくださいね。
山を上って行くので両手があくように肩から下げる水筒やリュックにしてください。
木をつかんだりするので軍手も必要です。
ちなみにこちらは市街地よりも気温が5℃低いそうで夏も涼しいし、冬も楽しいそうです。
冬はひざ位までの雪が積もることがあるので
ビニールカッパを着て山の斜面をビューっと滑ります。天然のすべり台ですね。
団体割引などもあるそうなので
市内の学童や幼稚園・こども園の年長さん達が先生と遊びに来ることもあるそうです。
それもいいですよね。
子ども達と森林浴体験。市内で体験できるのはとっても貴重だと思いました。
しっかり動いたのでお腹がすきました!!ということで、楽しみにしていたちいさな森のカフェへ。