ずっと気になっていたゲストハウスHaceさんでお皿洗いのお手伝いを募集していました。
それまではゲストハウスづくりのワークショップも募集していましたが
不器用なのであまり戦力にならないだろうと応募しませんでしたが
皿洗いなら私でもできると思って思い切って「やりたいです」と応募しました。
ちなみに看板にもあるようにここは以前はタクシー会社の事務所でした。
奥に電話を受ける事務のがあって、手前には縦列でタクシーを駐車するように
奥行きのある、細長い建物になっています。
中の様子はSNSでなんとなく見ていたものの、実際に見せてもらえるのでとても楽しみです。
入り口を入ると最初にあるのがこちらの小上がり席。
嬉しいことにどこの席にいても充電できるようにコンセントがついています。
店内はfree wi-fi利用可能です。
スロープになっているのでベビーカーや車いすの方もぜひご利用ください。
スロープを上がるとソファーとテーブルがあります。
テーブルもワークショップ参加者と一緒にDIYしたもの。
オーナーの三上さんは月見亭を再生させるワークショップにも参加されていたのだとか。
一階の中央の壁。すごい存在感を放っています。
カウンター席にもそれぞれコンセント完備。
オーナーの三上さんにも8ヵ月のお子さんがいらっしゃるパパさんです。
子連れの方にもぜひ遊びに来て欲しいと、子供用のおもちゃも置いてあります。
洗面台もすごくお洒落だったので「どこで見つけてきたんですか?!」と思わず聞いてしまいました。
ネットで見つけたそうです。中国からの輸入品だそうです。
階段もすごく洒落てます。
奥様のご実家が農家だそうで、蔵にあった使っていない米用の木箱を階段にしたそうです。
飾ってある写真は、オーナーがバックパッカーとして訪れた海外の写真だそうです。
2階はここまでが1階の利用者も使用できるそうです。
トイレの奥にある扉の先は2階宿泊者のみのスペースになっており
一番手前は和室のお部屋。
最大3人まで宿泊できます。
それぞれ部屋の名前はそれぞれの壁紙にちなんだものになっていてここは“渦”。
お隣は男女混合ドミトリーの“傘”。ドミトリーとは相部屋のことです。
私も以前、京都に出かける予定があって宿泊施設を色々調べたところ
ゲストハウスがヒットしたので調べたことがありました。
ゲストハウスとは相部屋で泊まる宿泊施設で、シェアハウスっぽいイメージでしょうか。
その分、宿泊代がリーズナブルになっています。そのため長期滞在をする人に向いています。
トイレやシャワールーム、キッチンは共同になっており
共有スペースもあるので夜は宿泊者同士で交流をするようですね。
そういったタイプの旅行をしてみたい方にはおすすめなのかなと思いました。
市内のゲストハウスはほかにいわき駅前にあるFAROが有名でしょうか。
各ベッドのところに貴重品ボックスがついているそうです。
さはこの湯が近くにあるのと、近隣の旅館でも日帰り入浴ができるので好きなスタイルで。
こちらは宿泊者には朝食が提供されますが夕食はないので
このキッチンで料理をして食べても、買ってきたものを食べてもいいそうです。
または外で食事をしても。
奥行きのある、細長い建物なので廊下もなが~い。突き当りに洗濯機があります。
以上が2階の様子でした。
その後は下のキッチンでお皿洗いのお手伝いをしながらいろいろとお話を伺いました。
1階はカフェまたはチャレンジショップ、またはレンタルスペースにするかも?
夜はBarになる予定でオーナーの三上さんは夜のBarではキッチンに立つそうです。
大学時代、個人経営の居酒屋でアルバイトをしていた経験があるそうで
その時に京都で板前をしていた方から料理を教わったのだとか。
学生時代は海外をバックパッカーとして旅行したということで
私も興味津々で不躾な質問もしてしまいました。
言葉は、英語とスペイン語をフィリピンとガァテマラの語学学校で3か月くらい勉強して
日常生活での会話ができるようになってから英語圏やスペイン語圏の国に入り旅を続けたそうです。
海外ということで、命の危機を感じたようなはことはなかったのか聞いたところ
特になかったそうですが、チリでぼったくりバーに入ってしまったことなどを聞きました。
ゲストハウスをつくる話も聞いてみました。
建築の知識はあったのか、それも気になっていたので聞いてみましたが
まずはやってみて、できなかったらyoutubeで調べてみると
それを解決するようなものが大体あるそうです。で、動画なので分かりやすいのだそう。
以前も、写真ワークショップでカメラマンからカメラの勉強はどうしたのか質問したときに
youtubeでいろんなのがあってそこでも勉強できるよ、という話を伺いましたが
youtubeは娯楽だけではなく、すごくいいテキストにもなるんだと思いました。
ゲストハウスはもともとは南の島でやりたいと考えていたそうですが
奥様と出会い、結婚して奥様の地元でやることになったのだとか。
で、市内の物件を見ようと思って1件目でこちらの物件を見て気に入り
「ここにしよう」と決めたのだそうです。
それまで何人か下見に来た方もいらしたそうですが
2階の天井からは空が見えて雨漏りしていたそうでなかなか借り手がつかなかったようです。
既存の、定型のものからセレクトしていくスタイルではなく
自分で好きなものを選択してつくれるので、自由に好きなようにできたそうです。
店内にある照明器具や2階の部屋の壁紙などもどれもこだわっていて、すごいなぁと思いました。
1階でお皿洗いをしていたら、フリーペーパーの記者さんが届けてくださいました。
こちらにもゲストハウスができるまでのことが詳しく書かれていますので
興味のある方はご覧くださいね。
また今週末はオンラインでレセプションパーティーもあるそうですよ。
遅くなりましたが、今週土曜日の19:00よりYouTube...
Haceさんの投稿 2021年2月9日火曜日
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