アリオスで開催されている“なかよしクラブ”
担当するのは児童発達支援や放課後等デイサービスを運営しているMY ALLさん。
お子さんの成長に関して心配なこと、気になることを相談したり
親子でふれあい遊びをしたりする場になっています。
まずは受付を。
お子さんのことで心配なことや気になることがあればこちらに記入します。
受付がすんだら自由遊び。
椅子に座って興味のあるもので遊んだり。
こどもの日も近いのでこいのぼり。
牛乳パックと木製クリップを使ってかわいい手作りこいのぼりができるんですね。
パズルやカラフルな木製玩具もありました。
身体を動かすのが好きなお子さんはこちらでジャンプしたり、ボール遊びをしたりしました。
自由遊びのあとはスタッフの紹介とご挨拶、お友達のお名前が呼ばれます。
ママと一緒にダンスをして、テーブルに座って季節の制作をしました。
お子さんとママが鱗や目玉を貼り付けて完成です。
出来上がったこいのぼりの中に先生からジュースとおやつを入れてもらって
今日の活動は終わりになりました。
MY ALLスタッフの草野さんにお話を伺いました。
MY ALLの前身は幼稚園教諭の経験があるママたちが中心となって立ち上げたママフェスinいわき 。
ママの心配事や悩み事を聴きたい、ということでイベントを立ち上げたそうですが
イベントではなかなかそういうお話を聞くことはできなかったので
ゆっくりママたちのお話を聞きたいとなかよしクラブを始めたそうです。
なかよしクラブの活動の前後にはフリーの時間があるので
その時間にスタッフに気になっていることを話していただき
帰るときにはママたちの心が軽くなって欲しい、そういう思いで活動しているそうです。
数年前と比べて最近の集団検診ではきめ細やかにお子さんについての質問などが設定されており
お子さんのちょっとしたことでも心配になってしまう親御さんもいらっしゃるかもしれません。
そんな時はなかよしクラブに出かけて行ってお話するのもいいかもしれませんね。
経験豊富なスタッフと話すことで気持ちが軽くなるかもしれません。
また心配なママには各地区の子育てコンシェルジュさんを紹介するなど
ママの気持ちに寄り添ってくださいますよ。
草野さんは幼稚園教諭と保育士の資格を持ち、実際に幼稚園でも勤務しており
児童発達支援の仕事をしたかったそうです。
市内でも放課後等デイサービスの需要が高まっていることもあり
MY ALLは放課後等デイサービスとしてスタートしましたが
その後児童発達支援の事業も展開する多機能事業所となりました。
では、幼稚園や保育所と児童発達支援の事業所では何が違うのでしょうか?
まず児童発達支援事業所は福祉事業所になります。
幼稚園や保育園のような大集団とは異なり、小集団となるので
大集団で活動するのが苦手でも小集団の中でなら活動できるというお子さんもいます。
そういうお子さんはまず小集団で慣れて、その後大集団での活動にも入っていけるように
そんなお手伝いをしたりします。
お子さんそれぞれに個別の目標を設定し、目標に向かってマンツーマンで指導します。
最近は言葉の遅れを心配されるケースが多く
そういう場合はまずはお子さんの「コミュニケーションをしたい」という気持ちを引き出し
発しやすい擬音語や擬態語などの言葉から始めたりするそうです。
また苦手なことを見つけ、お子さんの得意なことをのばす活動や
スムーズに就学できるように就学のお手伝いなどもしているそうです。
幼稚園や保育園に在籍しながら、児童発達支援のサービスを並行して利用するお子さんもいます。
お子さんのことで気になることや心配なことがあればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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