2019年8月17日土曜日

ミシガンからの便り 2019.7月

ミシガンから  こんにちわ!
セミが鳴き、蛍が飛び ミシガンは夏になりました。先週末はアメリカ東部に危険な暑さ(36~7度以上)になるということで、注意報が出ました。23年前にクーラーが壊れてそのままになっている我が家ですが、田舎だという事もあり、それなりに主人と過ごしてしまいました。もっともご近所は、クーラーのスイッチを入れて家に閉じこもっていたようでが...

先月末から今月初めにかけて、またまた主人と今度はミネソタ州に8泊9日の旅に行ってきました。我が家を北上してアッパーミシガンと言われている所からウイスコンシン州を通過し、ミネソタ州に入るとすぐそこにあるダルスという街までのドライブでした。アッパーミシガンからウイスコンシン州の途中までは自然がいっぱいでそれはそれは素敵な眺めなのですが、疲れてくると贅沢な事にあまり変化のない景色が退屈で眠くなったりしていました。目的の街ダルスに近くなるにしたがって近代的な街になっていき、大きな船が停泊していたりと、今までの景色と大違いにびっくりさせられました。

勿論、この街の歴史を調べたので、少し聞いてください。この辺りには、氷河期の終わり位からネイティブ インデアンが住んでいて狩猟の生活から植物を栽培する様になり、またスペリオル湖とセントルイス川を使って輸送などもしていたそうです。そこにフランス人の探検家が入植し、水路を使って毛皮の交易が始まったそうです。(後にインディアン達は居留区に移住させられました。)1850年頃になると金や鉄鉱石の鉱脈が見つかり、スペリオル湖に運河が出来、大型船による貨物の運搬ができる様になると道路や鉄道も整備され、大きな工場などもできたようです。時代の流れとともに浮き沈みのあったこの街は観光や教育にも力を入れ、今でも発展しているようです。


また旅行の話に戻ります。私たちはこの町はずれにあるスペリオル湖ハイキングトレイルを歩いてきました。南から北に延びるこのトレイルを、シャトルで州道を使って北側まで行きトレイルを歩いて車を止めてあるところまで戻ってきました。シャトルのドライバーさんはお婆ちゃん(とても若作りでしたが!)でいろいろな所で仕事をしているそうです。
沢山日本人を乗せたことがあり日本人の友達もいるそうで日本人びいきの様でしたが、日本語はあいさつ程度しかできないようでした。このトレイルの貴重な情報や、彼女の武勇伝などを聞きながらの、約2時間の楽しいドライブでした。このスペリオル湖ハイキグトレイルにはスキーリゾートの街があったり、私達が通過しただけでも8つのステートパークがある広大な場所でした。


まだ春の花が咲いていて(ピンクのレディースリッパーを沢山見かけた)そして大きな河や滝が沢山あり、この水がスペリオル湖の源なんだろうな~と思いながら通過してきました。事前に色々調べて行ったのですが、それでも橋がなくなってしまい迂回しなければならなかったり、ビーバーのダムの為にトレイルのぬかるみ注意報が出たりと予定と少し違う日程になりましたが、今回も楽しい思い出が沢山出来ました!



あそび工房で和紙つくり見学できたようですね。羨ましいです。私もたまに娘の雑誌の付録についてきた道具を使って紙パックで和紙を作って遊んでいます。今回はそれに押し花を貼って遊んでみました。音楽家とダンディーなおじさんが出来たかな?台所に飾ったのですが楽しく作ったので、これを見るたび楽しい気持ちになれます!


今回は,アスターの仲間でblack-eyed-Susan(黒い眼のスーザン?)という花で名前作ってみました!なぜか今年はこの花が、我が家に沢山咲きました。


20197月 智子

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