2024年4月18日木曜日

ハル助産院に行ってきました

市内にできたハル助産院に行ってきました。

「助産院ってどんなところ?」と思う方もいらっしゃると思うので

まずは私と助産院の出合いから……。


高校の時の同級生が卒業後にナースになって

最初は都内の病院にいたのだけれど遠距離恋愛だった彼女は大阪へ。

私より半年早く結婚しました。

私が出産したのは25年前だけれど、その頃は大阪などは助産院がメジャーだったそうですが

東京など東日本ではそんなに助産院は数は多くはありませんでした。

友人は助産院に通っていて、助産院で自然なお産をしました。

私はというと

たまたま義母の知り合いが助産院にお世話になって、そこがとてもよかった、という話を聞いて

主人の実家も近いこともあり、私も自然なお産がしたかったから

妊娠したかも?と思ったら迷わず助産院に行きました。


私が通っていた助産院の助産師さんは私の母より少し年下くらいの子育て中のママさんで

自宅で助産院を開院していました。

妊娠や出産に対する考え方が私と似ていて「あー、いいところが見つかってよかったー」と

思っていたのを覚えています。

結局、実家に里帰り出産したのだけれど、お世話になった産婦人科の先生もまた頼もしい先生で

どんとこい!!な先生でそれはそれでよかったのですが。

そして上の子ちゃんが一歳のお誕生日を迎えてから主人の仕事の関係で愛知県へ。

どちらの実家も遠く、土地勘もなくて小児科はどこがいいんだろうか、と思っていたところに

街でもらったフリーペーパーに書いてあった

フリーで仕事をしている助産師さんの連絡先を思い出して電話をかけました。

引っ越してきて、街の情報が分からないこと、小児科に行きたいのだけれどどこがいいだろうか。

すると「どこに住んでいるの?」と聞かれて

自宅に近くて信頼できる小児科を紹介してもらいました。

それから困ったことがあると電話して、いろいろな相談にのってもらいました。

2人目を授かって産婦人科はどこがいいか教えてもらったり

逆子になったときは自宅に出張して二人で逆子体操をしたり。

その時にお腹に手を当てて「こっちが赤ちゃんの頭で、こっちがお尻だよ」と教えてもらって

今、赤ちゃんが逆子かどうか自分でも分かるようにしてもらったり。

実母も義母も近くにいなかったけれど、三人目のお母さんのような存在でした。

だから私にとって助産院や助産師はとても身近な存在です。

市内に新しい助産院できる、そこの見学会が行われると知って
どんなところかなと思って行ってきました。


この日はあいにくの雨模様でしたが、川沿いのお部屋からは桜がキレイに見えました。


シンプルなお部屋ですが白を基調にしてあり、気持ちのよいお部屋です。


隣は赤ちゃんとママがおやすみするお部屋。
いわき市の「産後ケア事業」(日帰りケア)を利用することが出来るそうです。
赤ちゃんをみてもらっている間にママはぐっすり眠ったりお休みしたりできます。
これはありがたいですね。


赤ちゃんの体重も測ってもらえます。


初めての赤ちゃんを迎えると
ママは分からないことや「こんな時どうしたら?」ということが増えると思います。
私も1人目の時はママも赤ちゃんも新米だから大変でした。
泣くから赤ちゃんの口の中に乳首を含ませるのにおっぱいを飲まずに泣き続けて
「もう、どうしたらいいのー!!」と私まで泣きたくなったり。
母乳育児だったので乳腺炎になっておっぱいがめちゃくちゃ痛くなったり。
うちは三人とも布団であまり寝てくれなくて、抱っこやおんぶばっかりだったし
上の子ちゃんの時はしょっちゅう泣いて授乳ばかりしていたから
「おっぱいが足りていないんじゃない?体重増えているの?」と母が心配して
母も悪気はなかったのかもしれないけれど
9人を育てたベテランの母から言われて私はとにかく不安になってしまって
しょっちゅう子どもの体重を測りに行ったり。
でもそういう時に頼りになるのが助産院だったり、助産師さんなんですよね。

こちらではマタニティーヨガも行っていて
産前から顔見知りだと産後も安心して相談などができますよ、とのことでした。
助産師のえりさんは小学生のお子さんがいるママさん。
ここを利用される妊婦さんやママさんたちよりちょっとだけ子育ての先輩です。
年代が近いので相談などしやすいのではないでしょうか。

そしてゆくゆくは助産院でお産もできるように、と考えているそうです。
えりさんは過去にいろんな方に助けていただいたことがあり
自分が助けていただいたように
今度は自分がどなたかさまのお役に立って、恩返しをする番だなという想いで
ハル助産院を開くことを決めたそうです。
微力ですが、自分なりにできることで
産前産後の女性が心地よく過ごしていけるようになっていただければ、とのことでした。
助産院のサイトは現在作成中とのことで、InstagramLINEで情報を発信しているそうです。


いわきにも、私がお世話になったあの助産師さんのように
ママの応援団になってくれる助産院ができてこれからすごく楽しみです。

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