2023年12月5日火曜日

旅人牧舎。に行ってきました

 旅人牧舎オープンを心待ちにしていました。

『旅人』という名前は、牧舎の代表が田人町旅人(たびうど)地区にゆかりがあるということや
北海道から九州まで、いろんな土地で修行をしてきた(→旅人のよう)ことから名付けたそうです。


場所は湯の岳の丸山公園よりももっと頂上近く
花と星の丘公園(その昔、料金所があったところ)よりももう少し上の
以前、カフェだった建物です。


駐車場は建物の前に2台ずつ停められるようになっています。
土日は混雑するそうなので、お友達と一緒に行く場合は乗り合わせていくといいですね。


入場料は500円。動物のおやつがついてます。ニンジンはお馬さん用。


ニンジンの下にはペレットが入っており、こちらはヤギさん用。


この日は建物の横でポニーが草を食べていました。お食事という名の草むしりです。


建物の裏手にお馬さんがいました。


「ニンジンちょうだい、ちょうだい!!」
私が行ったらすぐに近づいてきました。とても人懐っこいです。
私は柵の外からニンジンをあげましたが、柵の中に入ってもいいそうですよ。


ヤギは3匹いて、そのうち2匹は双子ちゃんだそうです。こちらも喜んでエサを食べてくれました。


動物と触れ合った後は手を洗いましょう。ハンドソープもありますよ。


いろんな馬具がありますね。


こちらにはいろんな種類のロープがかかっていました。


建物の横から見るとこんな感じです。


建物にはテラス席があり、とても眺めがいいです。


テラスからは海も見えるし、お馬さんたちの様子も眺めることができます。
お天気のよい日はひたち海浜公園の観覧車や鹿島灘まで見渡せるそうですよ。
リゾート施設の撮影ロケ地として人気のあるホテルがすぐ下に見えるので驚きました。


建物の中にもテーブル席があるので、お弁当を持参してお昼ご飯を食べたりしてもいいそうです。
震災後、井戸が枯れてしまって水が出ないそうなので、飲み物も持参してくださいね。


動物と触れ合うだけでなく、アニマルセラピーとしても活用してもらいたいとのこと。
なので幅広い世代の方に足を運んでいただきたいそうです。

何の知識もなく遊びに行ったのですが、例えばお馬さんを触るとき
手のひらでモノをつかむようにぐわっとすると
捕食行動(肉食動物が食物を得るために相手を捕らえる行動)のポーズになってしまうので
お馬さんは怖いのだそうです。
まずは手の甲のにおいをかがせて、それから手の甲で、そして手の平で触るといいとのこと。
動物のこと、いろいろ教えてもらえるので楽しいです。

一頭の馬は毛布をかけていたので、どうしてなのか聞いてみたら
痩せていて寒さが体にこたえるから、毛布を掛けて体を温めているとのこと。
母馬と上手に離れることができなかったことからストレスになり、太れずにいて
私が餌をあげた時も柵の木を噛んだりしていたのですが、それもストレスの現れだということ。
二頭いる馬は両方ともオスで
オスの馬は喧嘩をするから同じ場所で飼うことはあまりないそうですが
どちらも大人しいので同じところでも飼っていること。
でも以前は気性が荒い馬だったことや、どちらも競走馬だったこと
今は大人しいので撮影などにも使われることがある馬なのだそうです。
馬にも人間のように性格があったり、お世話する人間の関わり方で変わっていくんだな
と思いました。
もちろんそれは牧舎の代表自身がすごく動物のことを勉強しているからなんだろうな
とも感じました。

人懐っこい動物たちに癒され、美しい景色に癒され、ずっとここに居たいなぁ~と思う場所。
すでにリピーターさんもいらっしゃるそうで、年パスもつくったそう。納得です!!
ちなみに休日は人気なので、平日の方がゆったり過ごすことができておススメですよ。


体験プログラムのご案内
・入場料 500円 (動物たちのおやつ付) 3歳から有料です!
・追加おやつ 300円
・引き馬 馬場3周 1,000円
・体験乗馬 30分 3,000円
・乗馬レッスン 60分 7,500円 ※要予約 平日

~旅人牧舎。コンセプト~
✨VISION✨
動物や自然を学び、生命の繋がりに感謝できる牧場
✨MISSION✨
命の尊さ・儚さ・美しさ・たくましさ、たくさんの「いのちの輝き」を感じて
「人生を豊かに暮らす・自然との共生・他己の尊重」を考え、勉強できる空間をつくる。
✨3本の柱✨
1.命の大切さやコミュニケーションを学ぶ場所にする。
2.馬文化の伝統や歴史を後世に伝える場所にする。
3.高齢者や地域の方と若い世代、子供たちが交流できる場所にする。

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