2022年2月3日木曜日

サッカー日本代表選手も愛する料理が味わえるお店「NISHI’s KITCHEN」に行ってきました

 

サッカー日本代表専属シェフが料理長を務めるお店へようこそ

いわきFCがJ3に昇格しましたね。日本各地からいわきFCの対戦相手を応援するファンの方がいわきにいらっしゃることと思いますが、そんな時にぜひ足を運んでいただきたいのが「NISHI’s KITCHEN」。長友選手お気に入りの銀だら西京焼き(長友焼き)が入っている「四季彩弁当」などの和食や、サッカー日本代表にも提供されるカレーやハンバーグが味わえます。


鹿島ショッピングセンター「エブリア2階」




以前はいわきFCパーク内にありましたが、現在は鹿島ショッピングセンター「エブリア」の2階に移転しました。

買い物の途中でお食事したり、テイクアウトのメニューもあるので買い物前にお料理を注文しておけば買い物帰りにスムーズに持ち帰ることができます。



一番人気は「四季彩弁当」




こちらのお店はサムライブルーの料理人 サッカー日本代表専属シェフである

西 芳照(にし よしてる)さんの直営店です。

西さんは京懐石のお店で修行したので和食の味にも定評があります。

お店で一番人気なのは「四季彩弁当」。

他に「銀だら西京焼き御膳」やJヴィレッジのある楢葉町の郷土料理“すいとん”がついてくる「お刺身定食」なども味わうことができます。


※西さんがサッカーチームの海外遠征に帯同されているときは和食メニューはお休みとなります。


(写真の「四季彩弁当」はいわきFCパークの店舗のときのものです。季節によって内容が異なります)


サッカーファンにはカレーやハンバーグが人気



サッカー日本代表の選手の試合終了後に提供される食事はカレー。胃に重くないのと野菜もとれるからだそうです。

そしてハンバーグは試合の前々日に提供されるとのこと

その話を聞いて私は、どちらも味わえるハンバーグカレーを注文しました。

(UAEなど海外遠征の場所によっては豚肉や牛肉、酒を持ち込むことができない国もあるそうなので、選手が食べるものとお店で提供されるものとで、多少内容が異なることもあるそうです)


西さんと一緒に日本代表帯同シェフを務める方が私の接客を担当してくださったので、いろいろなお話を伺うことができました。


海外遠征の時に使う食材はほとんど日本から持参し、代表選手や関係者など総勢50人分の料理を、持ち込んだ食材を使って最終滞在日まで作るのだそうです。

時には相手チームと同じホテルに滞在することもあります。

夕食の時間はだいたい同じ、食事会場は相手チームとは階が異なっても料理を作るキッチンはひとつ。

ホテルのレストラン、日本代表、相手チームと3つのチームがひとつのキッチンを使うのでそこはまたある意味戦場となります。

現地の人とのコミュニケーションを上手にとり、現地でオーダーした食材が届かないなどのアクシデントに対応し、材料や調味料の残りを考えながら料理をつくる。

帯同シェフは料理の腕だけではない、臨機応変に対応する力も必要なのだそうです。


テレビでサッカー日本代表の試合を観戦しますが、その裏側ではフィールドは違っても料理人たちが戦っていたんだなあと思いました。そう思って観戦したら、サッカー日本代表の試合がもっとおもしろくなりますね。


24番目の選手







店内には西さんが帯同しているチームからプレゼントされたユニフォームが展示されています。

「24」という背番号のものが多かったので、西さんの名前(ニシ)にちなんだものなのかな?と思っていたら、もちろんそれもあるそうですが24番目の選手(サッカーチームの選手は23人)ということなのだそうです。みなさんから愛されているんですね。


サムライブルーの料理人 3.11後の福島から




西さんのような経歴の方がどうして福島にこだわり、福島でお店を開いたのかが気になりました。

西さんは南相馬市出身で日本代表の帯同シェフであり、Jヴィレッジのレストランの料理長も務められていました。

東日本大震災によりJヴィレッジは立ち入り禁止に。そのため西さんが所属していた会社は東京に撤退が決まります。

「後輩たちに包丁を持たせてから東京に行かせたい」と許可を取り、西さんはJヴィレッジに向かいます。

福島第一原子力発電所事故収束拠点となったJヴィレッジには東京電力のスタッフや自衛隊がいましたが、キッチンもどこもかしこも段ボールが敷かれその上に寝泊りしており、さらに食事は缶詰。その様子を見た西さんは「事故収束にあたる人たちに温かいものを提供したい」と思い、会社を退職して福島に残ることを決意したのだそうです。

現在はこちらの他に双葉郡広野町ひろのてらす内にもお店「くっちーな」があります。


まとめ

和食、洋食どちらも楽しめます。(西さんが海外遠征に帯同している期間は和食メニューはお休みです)

店内はテーブル席かソファー席ですがお子さま用の椅子もあります。お子さまランチもありますのでお子さまも一緒にどうぞ。

テイクアウトメニューのほか、予算や希望にあわせて弁当の注文も受付けています。


営業時間 10:00~20:00(ラストオーダー19:00)

定休日 月曜日、火曜日(祝日を除く)

電話番号 0246-38-4024 


(取材日 R3/12/24時点の情報ですので詳しくは店舗にお問い合わせください)


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