【なかなかできないことを工夫する】
ケース1 歯みがきを忘れる子
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ご飯の食卓にハブラシを用意しておく
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食後、みがいていたらほめる
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一週間続いたらハブラシの用意をやめる
・その後も自分で歯みがきをしていたらほめる。
・忘れていたらまたハブラシを用意する。
ケース2 なかなか宿題をやらない子(男の子のお母さんの実際の工夫)
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玄関に大きくない、深くない箱を2つ用意しておく
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帰宅したらランドセルの中身を全て出させる
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宿題も全て出てくる(学校からのお便りプリントも出てくる)
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宿題にとりかかるまでの労力が半分になった
ケース3 とりあえず一問一答方式
「遊んでもいいよ、でも一問だけ算数/漢字を先にやってね」
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見通しができる、出口が見える。
一問だけでもやっておくと、あとがラクになる。
【お片付けタイム】
お片付け 2割の人:上手い 6割:普通 2割:しょうもない
「いいこと」が起きる子どもの習慣 親野智可等・著 PHP出版 に書いてある
◎1日5分「お片付けタイム」をつくる
2割のしょうもない人…片付けをやらないだけ、ノウハウはある。
担任をしていた時、毎日帰りの会で「お片付けタイム」を作った。
→みんな机の中がキレイになった。
家でやる場合 毎日同じ時間にタイマーをセットしておき音楽を流す。
→夕食後にお片付けタイムを設定する。
決めた時刻に決めた時間だけやる。
前の日よりほんの少しだけキレイにする。
片付けの時間をきちんととるだけでいい。
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【あきらめる?!】
子どもはなかなかやらない
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放任するのではなく、大人が工夫をする
大人が工夫を考えることが大事
困ったことがあると工夫するという考えが子どもに伝わる。
上手くいかない時は改善する。
それでも上手くいかない→もっと改善する。
それでもダメ、どうしようもない→あきらめる
あきらめる 仏教の言葉で心理をあきらかに受け入れる、ということ
ゆるめる←→しめすぎる
ゆるめるほうがいい子に育つ
子どもが穏やかに安定して過ごせることが大事→親による
よいもの 思いやり、優しさ、やる気、チャレンジ精神、自己肯定感、他者信頼
→安らかな精神状態から生まれる
子育て中の家庭→温室
できる工夫はしましょう、でも改善できないときはあきらめましょう。
あきらめる=手伝ったり、やってあげる、ということ。
そんなことをしていると、子どもが自立できなくなるのでは?
片付けできない、朝、起きられない……自立とは関係ない。
年長の男の子の場合
超スローペース 園バスに乗り遅れるほど。
お母さん:画用紙の時計を作り、本物の時計と模擬時計を並べる。
(実際の時間と食べ終わる時間 6:50 を示した時計)
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時間内に食べ終わることができた。
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着替えも遅いので「剣の舞」をかけたが効果なし。
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母が文句を言いながら手伝う。
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園バスの中で友達とケンカが始まる。
朝叱られた後に家を出る小中学生→事故に遭いやすくなる
※手伝うなら明るく笑ってほめて手伝う
幼稚園での彼:あそびの大将
あそびを創り出す、自立している、アイディアが斬新
ただスローペースなだけ
30代ビジネスマンの場合
朝起きられない。子どもに起こしてもらう。
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しかし会社ではバリバリのビジネスマン。
会社も彼のおかげで大きくなり中国に支社もできる。
多分、中国に赴任するようになるだろう。
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