2014年3月4日火曜日

村山修二郎 ワークショップ 「植物の絵画 ―生の植物を手で紙に擦りつけて自由に絵を描く―」参加レポート

2014/3/1 アリオスで行われた村山修二郎さんのワークショップに参加してきました。

今回の、植物(葉、花、実)を手で直接紙や壁に擦り付けて絵を描く手法は村山さんが考えた「緑画(りょくが)」というものです。


アリオスの近所にある花のたまむしさんに協力いただき、廃棄する花や葉っぱを使いました。


画用紙が配布され、葉っぱを使って絵を描きます。


こんな風に紙にはっぱをこすりつけると色がつきます。
草の匂いもしてきます。


花もこすりつけるとこんなかんじになりました。
同じように見える花の色でも、こすりつけると微妙に色が違います。
それも、一つの色だけでなく色が少しずつ変化したり、複数の色が混じっていたり。
天然の色ってなんてこんなに素晴らしく、美しいのだろうと思いました。


出来上がった私の作品。
絵の具は一切使っていません。でもきれいに色がつきました。


私は絵は自信がないので、とにかく色を画用紙にこすりつけるだけで何かを描くことはしませんでした。
自分の住む地域から見える灯台の様子を描いたお母さん、自画像風の男性を描いたお父さん、家族のみんなを描いたおばあちゃん、自由にかわいらしくはじけるような絵を描いた子どもたちなど、絵筆を使っていないのに見事に描かれた作品にみんなのため息がもれました。

アリオス現代美術館のどこかに、今回の参加者の作品も展示していただけるそうです。ぜひご覧になって下さいね。


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