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なんと!この申し入れの際に、清水市長が私たちとの面談に応じて下さるということが決まりました!!
これまで、いわき市に対して、原発事故の影響から子どもたちを守るための申し入れを何度も行ってきましたが、私たちの『直接市長にお会いして思いを届けたい』という願いは叶うことがありませんでした。
この9月に行われた市長選で、新市長の就任が決まり、清水市長の『子を持つ父親として同じ思いです』という言葉は、私たちにとっての大きな希望となりました。
今回の面談の際には、その共通の思いを再確認させて頂き、いわき市として、力を合わせて子どもを守っていきましょう!という、私たち子を持つ親の思いを実現させたいと思っています。
『子どもの未来を最優先に考える、優しいいわき市』として、原発事故の被害を受けながらも子どもを全力で守ることを宣言した自治体として、世界に向けてアピールできる日は近いかもしれません。
申し入れの日程:11月27日(水)11:40~12:00
場所:いわき市文化センター
給食の件について、是非市長に思いを届けたいという声が多数届けられており、改めてこの問題への関心の高さを感じています。
多くの参加が見込まれることをお伝えしたところ、いわき市文化センターにて行うことを、いわき市より提案して頂きました。
参加したいという声の中には、避難先からの声も多く含まれており、できることならばいわきに戻って来たいけれど、子どもたちを守るための対策が取られないままでは、それはまだ決められないという思いを伺っています。
初期被曝の問題を抱えながらここで暮らすことを選択した私たちにとっても、影響が大きいと言われる内部被曝については、特に気を付けなければならない問題です。
清水市長が申し入れに応じて下さるというニュースは、早くもそれぞれのコミュニティで飛び交っており、新しいいわき市の方向性に対して、とても期待が高まっています。
また、私たちの思いをくみ取って頂き、親切に対応して下さっているいわき市にも、心よりの感謝を申し上げます。
『復興』『風評被害の払拭』という言葉によって、地産地消を避けたいということは、なんとなく言いづらいことなのかもしれませんが、子どもの未来を預かる立場としては、『まずは子どもたちの未来が最優先』という揺るぎない軸を立てて、被曝の原因となりうることに対しては、堂々とNOと言っていきたいと思っています。
立ち位置によってその優先順位は異なると思いますが、私たちにとっての最優先は子どもの未来を守ることです。
学校給食での地産地消は、重大な問題です。
清水市長に直接思いを届けたいという方、連絡をお待ちしています。
優しい未来の実現のための、新しい一歩を歩み出すこの機会に、加わって頂けたら嬉しいです。
問い合わせ先:090-7065-8196(ちば)
平成25年11月27日
いわき市長 清水敏男様
学校給食における地産地消の取り組みを辞めることを求める要望書
私たちはこれまで、公開質問状という形でいわき市に申し入れを行って参りましたが、市民と行政とが一体となって、復興を担う子どもたちの未来を守っていきたいという私たちの思いをくみ取って頂き、この10月から、私たちの会から発足した『TEAM ママベク 子どもの環境守り隊』による学校の測定活動が始まりました。原発事故の被害を受けながらも、現実に向き合ういわき市の取り組みは、自治体のモデルケースになるものとして、世界からも注目を集めており、取材の申し込みが届き始めています。具体的な対策のもと、全力で子どもたちを守るための取り組みを行う大人たちの姿は、子どもたちにとっても将来誇れるものとなり、その自信が、真の復興を支える人材の育成にも繋がると、私たちは思っています。
この度の新市長の就任に、私たち子育て中の親たちの期待感は高まっています。子どもを持つ父親としての清水市長の思いについては、選挙前にお話を伺っており、それは私たちの思いと同じものであると受け止めております。子どもたちの未来を守ることを第一優先に考え、いわき市独自のスタイルで、子どもたちにこれ以上の追加被曝をさせないための正しい判断を、あらためて求めたいと思います。学校給食における地産地消を進めていきたいという福島県の意向は、私たちにとって、受け入れがたいものです。他の自治体でその動きが進む中、北海道産のお米を使用し続けて下さっているいわき市については、県内外、そして海外からも高い評価が集まっており、注目をされています。しかし、今年の春から、学校給食での地元産のお米の使用に向けた動きが見られ、保護者たちの間では、不安な声が高まっています。原発事故が起こったという現実的な視点から、子どもたちの内部被曝による影響については、慎重に考える必要があると思っています。学校給食における地産地消の取り組みは、子どもたちの未来にとって、優しい選択でしょうか。20Bq/kg未満の被曝であれば影響がないであろうという見解は、初期被曝の問題を抱えながら子育てをしている私たちにとって、あまりにも過酷な要求です。子どもの生存権を守るという視点においても、被曝の可能性のあることを、積極的に行う理由はなんなのかと疑問に思います。この原発事故という大惨事から子どもの未来を守るために必要なことは、積極的な被曝の強要ではなく、積極的な予防であるということは、全世界で共通の価値観であると私たちは信じています。私たちは、子どもの命と健康を第一に考える、優しいいわき市で子どもを育てることができることを願っています。清水市長のご英断に大きな期待をし、私たちは次のことを求めます。
1、 学校給食における地産地消の取り組みを早急に取り辞め、できる限り遠方の、放射性物質による汚染の影響のない食材の使用を求めます。
2、 食品の流通によって汚染状況についての把握は難しいものとなっており、県外産のものであっても内部被曝の影響がないとは言えない現状です。子どもたちの追加被曝の可能性を最小限にするためにも、給食に使用する全食材の測定の実施を求めます。
以上、2つの項目について、要望致します。
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