たんけんアリオスに参加してきました。
演劇の舞台は役者さん以外にも
舞台や音響、照明など沢山の裏方の人達がいて
それぞれのお仕事をしているから舞台が成り立ちます。
たんけんアリオスではA、B、C、Dの4班に分かれて
アリオススタッフから仕事の手順を丁寧に教わりながら
役者さんが舞台で演技をするところに
子ども達が実際の照明を当てたり音響を流したり
小道具や大道具の係をしたり、とそれぞれの仕事を体験し
本物そっくりの舞台を作り上げます。
我が家ではたんけんアリオスは
「アリオスの怪人」や「銀河鉄道の夜」の回に参加したことがあるのですが
今回はたんけんアリオス初の和物だそうで
坪内逍遙訳の「ロミオとジュリエット」のお芝居をみんなで完成させました。
私たちはB班。男の子4人の班でした。
B班は最初は照明のお仕事をしました。
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ライトをつけたり消したり
すべてこの卓で操作しています |
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こちらは舞台上に映し出される模様や色を
操作しています |
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スタッフはいつもこんな細かい指示書を
見ながら操作しているんですね |
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照明用の台本 |
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操作が分かりやすいように
説明が書いてあります |
次は舞台のお仕事。
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くもの糸を客席に向かって投げるお仕事 |
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役者さん
声量が大きくてビックリしました |
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お母さんもばっちりお仕事がありました |
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こちらの障子を開け閉めするお仕事でした |
今度は役者さんにスポットライトをあてる仕事をします。
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4階に上がりました |
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スポットライトの色はこれで変えられます |
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インカムをつけて軍手をつけて
まずは練習 |
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指示書の通りにスポットライトをあてます
これは③のライト |
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役者さんがいるのははるか下です |
最後は音響の仕事です。
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これから客席に下ります |
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効果音を操作します |
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音量を調整します |
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台本を見ながら自分の番を待ちます |
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スイッチ オン!! |
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アリオススタッフの名前が書いてあるのかな? |
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今回お世話になった役者さんたち |
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今日の台本も
記念にいただきました |
小5の息子は読書感想文か作文を書く宿題があります。
息子は たんけんアリオス に参加したことを書くことにしました。
作文は400字詰め原稿用紙5枚にまとめるように指示が出ています。
4つの仕事をしたのでひとつの仕事について原稿用紙一枚書いていけば
なんとか5枚埋められるかな?と。
それぞれどこでどんなことをしたのか
どんな機械をどのように操作したのか
その時どう思ったのか、などを子どもに聞いて
“作文に書くこと”を子どもの中から掘り出します。
たんけんアリオスの帰り道、車の中で息子が話していたことを
「そういえば○○だって言ってたよね?」
と問いかけると、「あ、そうそう、あれはすごいとおもったんだ」と言ったりするので
もちろんそれも作文に書きます。
また、それぞれの担当部署では台本をいただいているのでそれを見ながら
話をしていくと子どももいろんな事を思い出すのでそれをメモさせます。
それでも規定枚数まで話が続かないかも?!と心配なときは
先にたんけんアリオスについての概要などを
アリオスのHPを見て調べて書かせます。
それと子どもが書いたメモを膨らませながら原稿用紙に書いていくと
夏休みの宿題である作文が出来上がります。
たんけんアリオスのように、やった事柄が多いと作文に書けることが多いので
作文があんまり好きではない子&それを書かせる親にはおすすめだと思います。
(まさに我が家がそうなのです^^;)
もちろんやったことだけ集めても読む人は物足りないので
その時どう思ったか、など心の内面も書かせるようにするといいのですが
「その時どう思ったの?」と聞いても「うーん、ふつう」とか「何も考えてないよ」と言われて
何も考えてないとか思ってない、と言われると私もお手上げなのですが
どうにかこうにかその時の気持ちを思い出させるようなことを言って書く材料をさがします。
作文書きが終わると夏休みの大きな宿題がひとつクリアされて親もホッとしますね。
たんけんアリオスは毎年、夏休みや冬休みの期間に行われているので
夏休みの宿題に作文がある場合はぜひおすすめです。
作文に書くことが出来ますよ。