月曜日に「時空散走 北好間リサーチ」に参加しました。案内人は江尻浩二郎さん。
集会所の近くに流れていた井田木川。
川底がコンクリートになっていて、白水の洗い越しもまさにそうで
洗い越しに行ったときは「川底をコンクリートで固めるってどうやるんだろう?」って
だって川の水が流れているのにどうやってコンクリートを流して固めることなんてできるのかって
川底がコンクリートであること自体に疑問すらわかなかったのだけれど
川底がコンクリートでできているのは炭鉱の地域独特のものなのだそう。
しっかりと川底をコンクリートで固めておかないと
地下にある坑道に川からの水が漏れてしまうこともあり
そうなると大変なことになるから固めているのだそうです。
ちょうど常磐炭鉱の本を読んだばかりで坑道から水が出るとどんなに大変なのか分かっていたので
なるほど~と納得しました。
炭鉱の坑口を見せていただきました。
今まで写真で見たり、ほるるの模擬坑道を歩いたりしましたが実感があまりわかなくて
でも実際の坑口を見たら「ここから炭鉱夫たちが出入りして石炭を掘っていたんだ」
とすごく実感できました。
祖父も場所は違っても炭鉱で働いていたことがあったので
こういうところで仕事をしていたんだなぁと思いました。
| 特別な許可をいただいて私有地から見せていただきました |
四倉ツアーに参加したときにもそうでしたが
好間もすごく豊かな街だったんだなぁと思いました。
普段は通り過ぎるだけの町が今度は違って見えます。
今の町の姿を見ながら、昔の町の風景が頭の中に浮かび上がってくる、というか。
モノがなくても、江尻さんが現場の前に立って昔の写真や地図を提示し、当時の話をする。
それがすごくよかった。
湯本も駅前だっていろいろなくなってしまうし
でも今回のまち歩きみたいに
なくなってしまっても人の記憶や写真を頼りに当時の様子を語ることはできるし
聴いている人の頭の中にも昔の風景が映し出されるから
たとえモノがなくなってもちゃんとできるんだ、と自信をいただきました。
| 芝居小屋?だったかな。娯楽施設があった場所 |
家と家の間の細い道をすり抜けて坂を上って行ったり、草の間を通ったり
なんだか自分が小さかった頃もそんなことをよくやっていたから
小さかった頃に戻って家の周りを探検しているみたいでした。
「夏草や兵どもが夢の跡」
どこの時空散走に参加しても思うのですが
いろんな歴史的な建物があった場所だったとしても
あっという間に跡形もなく緑が多い茂ってしまうのを見ると
人間の力はなんとちっぽけなんだと思います。
| 木の鳥居がかすかに見える |
先日の小学2年生の
というあの言葉がずっしりと心に響いていて、そうならないように
子どもにかえった気持ちで好奇心旺盛でいろんなものが見つけられたらいいって思うのですが
これがなかなか難しいです。
| 栗の実、みーっけ |
食事のあと、昭和の時代の写真をみんなで見たのですが
やっぱり記録することって大事だし、すごいなと思いました。
写真があるおかげで昔の様子を見ることができて、みんなで盛り上がれて。おもしろかった!!
| スクリーン脇に静かにたたずむ大根ボーイ |
炭鉱が華々しかった時代。
旅行だったり集会だったり、みんなで撮った集合写真を何枚か見せていただきましたが
写真に写る大人の数、子どもの数。
昔は小学校や中学校のクラスは10クラス以上あって、それも1クラスには40人とか50人もいて
なんて年配の人からそんな話をよく聞きますが
やっぱり耳で聞くのと写真で見るのは全然違う。
写真で見ると子ども達の数が半端じゃないのでとにかく圧倒される。
自分が思っている以上に今はホントに少子化だし
だからいろんなシステムややり方は今まで通りでは上手くいかなくなるから
いろんなことを真剣に考えていかないといけないなぁって思いました。
| 閉校になった好間三小 かつては川に勝手橋がかかっていた 学校の裏手には沢山の炭鉱住宅が並び 沢山の子ども達が通っていた |
ランチにご馳走になった北2区のおばさまたちの特製カレーもおいしかった♪
見た目もすごくオシャレ!!
骨付きチキンは半日かけて煮込んだのですっごくお肉が柔らかくて
カレーも一日かけて煮込んだのでいろんな野菜が溶けていておいしい😋。
暑い中、歩いてリサーチをして疲れてくるだろうから、と
スパイシーなカレーを用意してくださいました。
ここの「北2区」は行政が用意したものではなくて自主的に住民が組織した自治組織だそうで
これもまたおもしろいと思いました。『いまここ』だからできる取り組みです。
そして北2区のおばさまたちのファッションもまたかっこよかったから
それもまた後ほどちゃんとアップしようと思います。
| 手ぬぐいを縫い合わせてできたシャツ 背中が物語る 一粒の米粗末にすべからず |
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