下の子ちゃんが大事にしていたヘリコプター。
いとこに貸したら羽根が破損してしまい
その破片も見つからなくて飛ぶことができなくなってしましました。
「ヘリコプターの羽根だけ取り寄せられるかな?」と言いつつ、ずっとそのままになっていました。
ところが今月号のキッズ★アリペのおもちゃクリニック治療日誌で
同じようなヘリコプターのプロペラを修理した話がのっていて
それを読んだ下の子ちゃん「おもちゃクリニックに持っていったらなおるかも?!」
と期待に胸を膨らませました。
早速、おもちゃクリニックの院長である秋田Dr.に連絡したところ
「おもちゃクリニック夏休みスペシャルに参加してみたら?」とのお返事があり
部活が終わった午後から遅刻で参加することになりました。
おもちゃクリニック夏休みスペシャルは去年に引き続き二回目の開催。
去年は用事があって参加できなかったので、私も今回が初めてです。
一人ひとつのテーブルで、名札も、道具も全部秋田Dr.が用意してくださっていて
しかも今回集まってくださったDr.は電気関係・機械関係の(昔の)技術者のトップの方々総勢10名。
すごい!!今回は参加者が少なかったため、ひとつのテーブルに二人のDr.がついてくださいました。
すごいなぁと思うのは、ただ直すのではなく
Dr.と一緒におもちゃが壊れた原因を考えたり、どうやったら直るか考えたり
作業の工程も自分で記入していくこと。
まずは羽根の寸法を測ります。
見たことがなくてカッコイイ物差しだったので写真を撮りました。
「下の子ちゃんとは下敷きを切って貼り付けたらいいのかなぁ?」と話していたのですが
ヘリコプターを見た秋田Dr.が指示したのはなんとお弁当のフタ。
この透明なフタを切り取って取付けました。
最初はバックにしか進みませんでしたが、羽根の角度を調整したらちゃんと上に舞い上がりました♪
フタももらって帰ってきました。これでまた壊れても修理できます!!
私は、まさかこんなに身近なもので修理できるなんて~とビックリ。
同じものを取り寄せないとできない、と思っていました。
何か他のもので代用できないか、と考えることすらしなかった自分自身にショックを受けました。(>_<)
下の子ちゃんは大喜びで、次の日もヘリコプターを飛ばして遊んでいました。
他にはどんなおもちゃがあったのかというと
人の動きに反応して「ワンワン」と吠えるはずのおもちゃなのに音が出なくなってしまったもの
(電池を交換したらワンワン吠えるようになりました)
動かなくなったたまごっちも電池の電圧を確認して交換したら動くようになったり
オルゴールの音が出なくなってしまったものもネジを交換したところ音が出るようになったりました。
音楽のボタンを押すと違う音がするケータイのおもちゃも電池交換でなおりました。
これらは入院せずに持ち帰ることができました。
ビー玉を口から発射されるおもちゃはビー玉が詰まって出てこなくなってしまって
20年前のおもちゃで組み立て図も、球が出る方向も入れる方向も分からないおもちゃは
写真を撮りながら分解をしていきました。
録音機なのに録音ができなくなってしまったおもちゃは
中を分解してさびているところを薬で洗浄してキレイにしたものの
なおらなかったので入院しましたが、お子さんの付添いで参加したママは
「基板のついたおもちゃを開けて中を見て、
原因を考えたことなんてしたとこがなかったのでびっくりした。」とのこと。
私もはじめて参加して驚いたのは、本当に至れり尽くせりだったこと。
また来年の夏にもおもちゃクリニック夏休みスペシャルが開催されると思うので
ぜひ多くの方に参加していただけたら、と思いました。
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