ワークショップに参加してきました。
村上康成美術館のHPでも紹介されています。
http://www.murakami-museum.co.jp/murakami_prifile/yasunarinow.htm
美術館の方も写真とともにふりかえっています。
http://d.hatena.ne.jp/iwakineko48/20140225
親子30組対象ということでしたが、赤ちゃん連れの方が多かったような印象を受けました。
多分、我が家の子ども達が子どもとしては最年長なのかな?といった具合で
小さい子ばかりだから大きい自分がいるのは恥ずかしいと言っていた娘も
いざ、バースの体の傷を描き始めると楽しくて、あの色、この色、と
いろんな色をもってきては自由に描いていました。
「くじらのバース」の主人公であるバースはザトウクジラ。
村上さんが、ザトウクジラは南からやってきて、いわき沖もゆっくり泳ぎなら
北上していくとお話し下さいました。
みんなでつくるバースはこれが8頭目だそうで、今までは南の方でのワークショップが多く
このバースが8頭の中で一番北で生まれたザトウクジラということになるそうです。
画用紙が一人一枚ずつ配布され、村上さんが魔法をかけた10色の絵の具を使い
思い思いにバースの体についた傷を描きました。
私はこの日もその前の日もとっても落ち込むことがあったのに、絵筆を使い自由に描いて
いるとなんだか心がとっても落ち着いてきて「次は何色にしよう?」とそれまでの気持ちは
どこへやら、なんだかとってもワクワクしながら描いていました。
村上さんが「僕がこの絵の具に魔法をかけたんだよ」とおっしゃっていましたが、まさにそう。
アートってすごいな、と思いました。
魚の鱗みたいにみんなが一枚ずつデザインしたバースの傷。
画用紙の裏には番号が振ってあり、それを見ながらみんなの絵を元の場所に戻しました。
自分の描いた模様がちゃんとバースの一部になっているのを見て嬉しくなりました。
いわきで生まれたくじらのバース。
目の部分は村上さんが描いたもの。
白い背びれの部分にそれぞれみんながサインをかいて完成しました。
みんなでひとつのものを作るってとっても楽しい!!と思った2時間でした。
今回のワークショップは復興支援の意味合いもあるそうです。
いわきのことを忘れない村上さん、このワークショップを企画運営した図書館と美術館の
スタッフの皆様、ありがとうございました。
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