2016年3月16日水曜日

イベントレポート いわきWOMAN FESTA

日曜日に行われた 「いわきWOMAN FESTA」。
お友達がスタッフをしているので私も参加してきました。

男女共同参画センター主催の事業です。
私は女性は働きたい人は働いて
家の中のお仕事をしたい人は家の中のお仕事をして
それでいいかな、と思っていて
男女共同参画センターというと女性もバリバリ仕事をすることを推進しているような
そんなイメージがあったので
講演もそんな内容なのかと思っていたら
全然そんなことはなくて面白かったです。

イベントは前半はNPO法人マドレボニータ代表の吉岡マコさんのお話。
東大を卒業し、同大学院にで運動生理学を勉強していた吉岡さん。
東大を卒業したのにもかかわらず、妊娠、出産のあとは再就職もままならず。(これには驚きました)

産後、こんなに身体が大変だなんて知らなかった!!と吉岡さん。
だって、妊娠や出産前にはいろんな情報があって勉強したけれど
産後の身体のことなんて誰も教えてくれないし勉強しないしも情報もないでしょ、って。
それで大学で勉強していたことをもとに産後のフィットネスの教室を運営することになったのだとか。

『マドレボニータ』とはスペイン語であり、「美しい母」という意味なのだそうですが
これは清濁あわせもった人として美しい母ということなのだそうです。
外面だけでなく精神的なものも含めて“美しい”母ということなんでしょうね。

身体は心とつながっているから、ということで
吉岡さんのフィットネスの教室では運動のあとには
お母さん同士の交流の時間も設けているそうです。

だって妊娠出産するとお母さんはどんどん孤育てになっていってしまう状況にありますよね。
あと、子どもを連れているとどうしても会話って子ども主体になってしまう。
ということで、吉岡さんの教室ではあえてお母さんを会話の主体とした交流ができるようにしているのだとか。

それはすごくいいなぁと私も思いました。
ちょうど孤育ての話を読んだばかりだからすごくうなずいちゃったし
自分も子どもを産んだあとのことを思い出して
そうよね、そうそう、って。

吉岡さんの教室も今ではNPO法人として会員もすごく沢山いるけれど
始めた当初は大変だったお話なども聞かせていただきました。
吉岡さんの話から、人生は思い描いていたキャリアプラン通りに上手くいかないけれど
でも社会の価値観よりも自分の価値観を大事にして
自分の興味のあることを突き進んでいったら必ず道は開けるのかな、と思いました。

隣に座った方との自己紹介では
24時間以内でのことで嬉しかったことをまず30秒以内だったかな、制限時間内に10個書き出して
お隣の方に、自分の名前とどこから来たのかと一緒にその嬉しかったことを話しましたが
この自己紹介はいいかも♪と思いました。

その後に行われたワールドカフェでは4人1テーブルで15分ずつ、3回席替えしてお話するスタイル。
15分があっという間で席替えするのが惜しいほど。
対象が女性ということで、学校を卒業されたばかりの方や子育ての大先輩の方もいらっしゃったし
自分の今の仕事についてもやもやしているから何か解決のヒントがあるかもしれない
と思って参加された方など職業も年齢も様々でしたが毎回、新しい出会いがあって楽しかったです。
時々はこういったワールドカフェのようなスタイルで
いろんな方とおしゃべりする機会があると女性は嬉しいですね。
また来年、いわきWOMAN FESTA を開催して欲しいと思いました。

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