2019年6月25日火曜日

遠野和紙の紙すき体験



遠野町地域おこし協力隊に紙すき体験をお願いしました。


紙すきに使う道具です。


白い木が楮(こうぞ)。和紙の原料になります。
木の根っこはトロロアオイ(別名 花おくら)。
どちらも遠野町で育てているそうです!!びっくり。


こうぞやトトロアオイが入ってます。


縦横に10回くらい動かして水分を落とします。


大まかに水分がきれたら枠から外します。


下に掃除機のようなものが入っていて水分を強力に吹き飛ばします。


掃除機のような機械をスイッチオンしたら和紙を左右に動かします。


 銀色の板の真ん中の隙間から強力な風が出ているので水分を吹き飛ばしているのです。


透明なファイルにはさみ、ローラーでのばします。
あとは家に持ち帰って窓のところで乾かしたら遠野和紙のできあがり。


遠野地区の卒業証書はなんと遠野和紙なのだそうです。
その昔は1枚1枚手書き(左)だったそうですが現在は印刷(左)だそうです。
贅沢だなぁ~。


遠野和紙で作ったコースターに描かれているのは田人町のクマガイソウ。


楮(こうぞ)やトロロアオイはこんな植物なんだそうです。


沢山の方に体験していただきました。


市内のイベントに出張したり、公民館や学校などでも体験教室を行っているそうですが
入遠野にある工房でも紙すき体験ができるそうです。
遠野オートキャンプ場の近くだそうですので、夏休みに体験してみませんか?
遠野町地域おこし協力隊の活動についてはこちらをご覧くださいね。


市内に長年住んでいても知らないことっていっぱいあるなぁと。
とっても勉強になりました。

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