2018年9月29日土曜日

ミシガンからの便り 2018.9月

ミシガンから  こんにちわ!
ミシガンは、紅葉が始まりました。本格的になるのは、まだ先なのでしょうが今年は紅色かな?と思われます。我が家のスズメバチの巣は、先月より大きくなり働きバチが忙しそうでしたが今は巣に入り口がなくなっています。冬眠かな??

晴れたある日、金髪で10センチ位る大きな毛虫が我が家のガラス戸を歩いているのを発見!さっそく足の数やら移動する時の足の動きなどを観察したり写真を撮ったりしたはずなのですが、、、写真がなくなってしまいました。害虫かも?ですが時間をかけて上の方に移動していく姿に、思わず応援せずには、いられませんでした。無事にガラス以外の所まで登って行ったのですが、、、何処に行きたかったのかな?



去年、今年の7月そして今月、アッパーミシガンと呼ばれている北にある半島(ミシガンは2つに分かれています。)に行ってきました。昔は、林業やら鉱業などが栄えていたようですが今は、それらが寂れて大自然が戻り広大な国有林、州有林、沢山の州立公園、貴重な国立公園があり観光が盛んになっています。ドライブしていると「富士山にある樹海は、こんなかな?と思うようなところが沢山あります。



今回は、ミシガン州の最北にあるKeweenaw(キーウィナー)郡にあるFort Wilkins(フォートウイルキンス)という昔の軍の常設駐屯地の建物があり、銅を掘った跡もある州立公園のキャンプ場で一泊し次の朝Copper(カッパー)ハーバーというところから船に乗り約3時間かけて国立公園になっているIsle Royale(アイスルロイヤル)島で7間テントを張ったりシェルター(屋根付きの簡単な建物)で過ごしてきました。この島も昔は、銅の採掘がされたらしく採掘跡が沢山ありました。銅の純度の高い石が少なかった為にぐに中止されたらしいです。



今は、オオカミやムースが見られる島として沢山の人が訪れています。ラッキーなことに私達はムースに出会うことが出来ました。いろいろな所に、ムースの角が置いてあるところがあり沢山ムースがいるようでした。ビーバーのダムも沢山ありました。その近くにはビーバーが木を切った跡も見られました。オオカミの声が遠くの方から聞こえてくる日もありました。そして夜空がとっても美しくて、星はいろいろな色をしていることや空には一面に星があることに気が付きました。夜空がパノラマのようだよと教えてくれた人がいましたが、その通りでした!




この国立公園である島には、船着き場が西と東側にありミシガン州から2か所ミネソタ州から2か所船が出ています、ほかに水に着陸できる飛行機もやはりミシガンとミネソタから出ています。2か所ある船着き場には、60室もあるロッジや20室もあるキャビン、売店東側にはレストランもありました。島の周りには小さな島が沢山あり、カヌー用の運河や釣り用のモーターボートの貸し出しがあり、もちろんモータボート用の船着き場も20か所位ありキャンプ場も屋根付きのシェルターも沢山ありました。9月になってもキャンプ場は混雑していたのですから7月や8月頃はすごい混雑??だったのでは?と思われました。国立公園なのでレンジャーという人達がしっかり管理しているから自然が守られているのかなと思いました。



このキーウィーの郡では最初にインディアンが銅を見つけ1840年頃には銅採掘の中心地として賑わっていたそうです。最初は銅のみを採掘していたのですがその後鉱脈をダイナマイトで破壊しその中から銅を採掘する方法に変ったため、交通の便の良い別の場所に銅を精製するための沢山の建物が造られそこに大きな街が出来たようです。そこには沢山の移民が集まってきたそうです。又移民の人達がアメリカになかった食べ物や音楽などを広めてくれたようです。今は、工業大学のある大学の街になっていました。



今回は、スペリオル湖で見つけた石で遊んでみました!

20189月 智子

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